ブート・ジョロキア

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概要

ブートジョロキア(Bhut Jolokia)は北東インド・バングラディッシュ周辺を原産地とするシネンセ種のトウガラシである。2007年に日本のSBが開発したSBカプマックスを抜き世界一辛い唐辛子としてギネスに登録され、2011年のインフィニティチリの登場まで世界一の座をキープした。
ギネスに登録されていた期間が比較的長かったのと、ゴースト(幽霊)やナーガ(蛇)をモチーフとした異名を持ちマーケティングしやすいため世界中で非常に人気のあるトウガラシの中の1種となっている。

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名称

このトウガラシには異名がたくさんあり、主に「ブート系」「ナーガ系」の2種類が使用される。
「ブートジョロキア」「ナーガジョロキア」のように、「ブート系」もしくは「ナーガ系」の異名+「ジョロキア」((Jolokia / アッサム語で「唐辛子」という意味)もしくは「ペッパー」「チリ」などの名の組み合わせで販売されることが多い。
「ブート・ジョロキア」
「ゴースト・ペッパー」
「ナーガ・ジョロキア」
「ナーガ・ペッパー」など。

ブート系(Bhut / ভোট)

幽霊イメージ
幽霊系のイラストでパッケージ化されることが多い。「ブート・ジョロキア」「ゴーストペッパー」など。
ブート(Bhut)はアッサム語でブータン人(Bhutan)・チベット人のという意味で、本来は「ブート・ジョロキア」で「ブート(ブータン・チベット人の)ジョロキア(トウガラシ)」という意味を成す。アッサム語をアルファベット化した時に同じスペルのBhutが「幽霊」という意味にもなるため「ゴースト・ペッパー」などとも呼ばれるようになった。

ブート系の名称
ブート・ジョロキア
ゴースト・ジョロキア
ゴースト・チリ
ゴースト・ペッパー

ナーガ系(Naga)

蛇系のイラストでパッケージ化されることが多い。「ナーガ・ジョロキア」「コブラペッパー」など。
Nagaという名称の由来は主な原産地の一つであると言われているナガランド州のナガ族から。ナガ族は本来蛇などとは関係が無く、彼らがつけている民族衣装の首飾りからナガ族と呼ばれている。しかしインド神話や仏教などに出てくるナーガ(Nāga)という蛇神とスペルが同じだったので関連付けられた。

ナーガ系の名称
ナーガ・ジョロキア
ナーガ・チリ
ナーガ・ペッパー
コブラ・チリ

気になる辛さは?

辛さを表すスコヴィル(Scoville heat units,SHU)はトウガラシ研究で有名なニューメキシコ州立大がギネス登録時したときの記録で1,001,304SHU。日本で主に食されている唐辛子であるタカノツメが大体30,000〜50,000SHUなので、タカノツメの20〜30倍程度の辛さと考えられる。ただブートジョロキアは気候や環境に非常に左右されやすく、インドのマニプル大の研究者が測定した時はハバネロと同程度の329,100SHU程度だった。激辛トウガラシ全般に言えることだが、ストレスをかければかけるほどトウガラシは辛くなるため、過酷な環境で育ったジョロキアのが辛くなる可能性は高い。
このようにジョロキアと言っても地域やファームによって辛さがかなり変わるため、ジョロキアを購入する場合は可能であればスコヴィル値を自主的に測定しているファームやメーカーから買うのが良いだろう。
単純に辛さだけを期待するのであれば、2017年現在世界一の辛さとギネス認定されている唐辛子「キャロライナリーパー」(1,569,300〜2,200,000SHU程度)を買うことをおすすめする。

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ブートジョロキアが買える場所

ジョロキアを買うとなった時に選択肢が国産品か輸入品という事になりますが、辛さを求めるのであれば国産が必ずしも良いというわけではないというのに注意が必要です。先述の通りジョロキアなどのトウガラシは産地の気候や土の質などにより辛さが非常に大きく左右され、場合によってはハバネロ以下のスコヴィル値になったりします。もちろん海外産だから必ずしも辛いというわけでもありませんので、色々ご自身で食べ比べて見るのが良いと思います。ここでは「生」「冷凍」「ドライ」「ホットソース」のジョロキアがそれぞれどこで買えるか、いくら位の価格になるかを詳しく紹介したいと思います。

生ブートジョロキア

スーパーでは手に入りません。ハバネロでしたらまだ販売しているスーパーもあるようですが、さすがにジョロキアは需要が少ないようで基本的にはネットでの販売となっています。
ネットでも生のジョロキアが手に入るのはシーズンの6月下旬〜9月頃までのところがほとんどのようです。

ペッパーフレンズ(千葉県産)
20g(3〜5個) / 515 円
https://www.pepperfriends.jp/products/detail.php?product_id=12

スナオヤサイ(兵庫県産)
60g / 280円
http://www.sunaoyasai.com/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=116_108&products_id=262

冷凍ブートジョロキア

トウガラシは冷凍による劣化が殆ど無いので、冷凍のブートジョロキアでしたら1年を通して手にはいりますのでお薦めです。届いたら小分けにして冷凍するのが良いでしょう。

ペッパーフレンズ(千葉県産)
20g(3〜5個) / 515 円
https://www.pepperfriends.jp/products/detail.php?product_id=4

ハバネロ館(滋賀県産)
15個入 / 2,446円

papaz farm(佐賀県産)
500g / 7,030円

ターリー屋(産地不明)
1個 / 500円
http://www.thali-ya.com/jolokia-top

粉末ブートジョロキア

日本で一番手に入りやすいのはこのタイプのジョロキアです。お好きな料理に入れたり、一味として使用する事ができます。開封後はダニがわきますので、大量に入っているタイプのものを購入した場合は必要な分だけ小瓶に移すなどし、残りは空気を抜いてしっかり蓋を締めた上で冷凍庫に保存しておきましょう。

りょう君のジョロキア(バングラディッシュ産)
14g / 1400円(100円/g)
日本人がバングラディッシュで作ったジョロキアです。独自のパッケージングをしているので見覚えの有る方もいるかもしれません。

川口貿易 ジョロキアパウダー(バングラディッシュ産)
1,293円 / 10g (129円/g)
昔からジョロキアパウダーを販売している川口貿易のパウダー。こちらもバングラディシュ産

奥出雲町ジョロキア10g(島根県産)
529円 / 10g (52円/g)
島根県で栽培されたジョロキア。マイルドな味わいで辛さを求める人には物足りないというレビューがありました。

papaz farm ジョロキア(佐賀県産)
820円 / 20g(41円/g)
佐賀県産のジョロキア。比較的高評価で、香りが良いとのことです。
gあたりの単価も最安なのでお薦めです。

ブートジョロキアのホットソース

ジョロキアを使用したホットソースの国内流通は少なく、ブレアのデスソースくらいでした。

ブレアーズ アフターデスソース・ジョロキア 150ml
1,004円
定番オブ定番の「デスソース」ジョロキア版です。普通のデスソースが10,000SHUでアフターデスは50,000SHUなので。あまり辛いものを食べ慣れていない一般の人がギリギリ楽しめるソースかと思います。

ブレアーズ アフターデスソース・ジョロキア 150ml
1,134円。
通常のデスソースの10倍、先程のアフターデスの2倍辛い100,000SHUのデスソースです。アフターデスでも楽しめた方はこちらもどうぞ。

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