スコヴィル値
200,000 – 350,000 SHU
200,000 – 350,000 SHU
ツヤのあるチョコレート色のチョコレートハバネロは、赤やオレンジのホットペッパーより毒々しさを放っています。
ストーリー
ハバネロの辛みを凝縮したような色合いをしているこのハバネロは、遺跡から5000年以上前の種が見つかっているほど古い品種です。ユカタン半島からカリブにかけて広く分布しています。
全てのハバネロは熟す前は緑色ですが、熟すことにより様々な色が出てきます。一般的なハバネロであるオレンジや、辛みが増したレッド、ホワイトなどがありますが、中でも特徴的なのがこのチョコレート色のハバネロです。
チョコレートハバネロはブラックハバネロの中の1種としてみなされることも多く、他にもハバネロ・ネグロ、ブラックハバネロ、Trinidad Congo Blackなどたくさんの名前を持ちます。
1800年代の現地ではアステカのナワトル語でxocolātl(チョコレートの語源)と呼ばれていましたが、イギリスの香辛料商人には発音できなかったため当時のイギリス人はシンプルに「Black Habanero」と呼ぶことにしたとされています。
辛さ
チョコレートハバネロは一般的には通常のハバネロより辛い個体が多く、辛さはレッドハバネロと同程度です。
特徴
通常のハバネロより香りが良いためサルサソースやジャークチキンの味付けに使われることが多いです。
栽培(Cultivation)
チョコレートハバネロは暖かい気候を好み、pH値5-6程度の土壌を好む。