とうがらしの花ってあまり馴染みがないですよね。
とうがらしは美しい花を咲かせて、色鮮やかな果実も付けるので、食用だけでなく観賞用としても人気なんです。
今回はとうがらしの花について、花の特徴から花言葉まで紹介します。
とうがらしの花はどんな花?
とうがらしは、基本的に小ぶりで可憐な花を咲かせます。花の色は白から紫まで多様で、同じように果実の色も様々でとてもカラフルです。
花が咲く時期は一般的に6月~9月頃で、果実は7月~12月にかけて楽しめます。そのため比較的長い期間をかけて鑑賞することができます。
鷹の爪
日本ではおなじみの品種、鷹の爪の花です。
ゴシキトウガラシ
こちらはゴシキトウガラシ(五色唐辛子)の花です。
ナスの花
ナスは唐辛子ではありませんが、トウガラシはナス科の植物です。ナス科の代表的な植物であるナスの花も参考までに載せておきます。
とうがらしの花言葉
とうがらしの花言葉は
・旧友
・嫉妬
・生命力
・雅味
・悪夢がさめた
・辛辣
この6個です。どれもとうがらしらしさを感じる花言葉ですね。
特に
・雅味(がみ)、上品で風雅なおもむき
・辛辣(しんらつ)、表現や味方が非常に手厳しいこと
このふたつはまさにという感じですね。
とうがらしの花が咲かない時の原因は?
とうがらしを育てていると、花が咲かなかったり、せっかく花が咲いてもすぐに落ちてしまう経験をする人は多いようです。そこでこれらの原因と対処法を紹介します。
トウガラシの花が咲かないのはなぜ?
とうがらしの花が咲かない主な原因は
・日照不足
・肥料の成分
・肥料のあげすぎ
この3点です。
とうがらしを育てるためには日光を多く浴びせる必要があるので、日当たりはとても重要です。日照時間をなるべく長く確保できる場所で育てましょう。
肥料には窒素・カリ・リン酸が含まれていて、このうち窒素が多い肥料をあげていると、葉ばかりが大きくなり花の成長を阻害してしまいます。バランスが大事なので、肥料を上げる前に確認しましょう。
肥料のあげすぎも問題で「樹ボケ」と呼ばれる状態になってしまいます。この樹ボケになると、花が咲きにくくなったり、花が咲く時期がずれるなどの症状が出ます。
とうがらしの花がすぐに落ちてしまう原因は?
花は咲くが、すぐに落ちてしまう場合の主な原因は
・水を多くあげすぎている
・日照不足
・肥料不足
この3点です。
特に水分管理が重要で、開花時期が梅雨とかぶることもあってこまめに管理する必要があります。
まとめ
とうがらしは観賞用に育ててもとても見栄えのいい植物です。
花が咲かないなどの問題が起きる場合もありますが、基本的にそこまで手がかからない初心者向けの植物と言われています。
これを機に育ててみてはいかがでしょうか?